ご利用の流れ
貸切バスのお問い合わせからご利用までの流れをご紹介いたします。
お電話、FAXにて受付けております。お見積りやご相談は、無料で承りますので、まずはお問い合わせください。急なご利用(ご利用日まで日にちがない場合)は、お電話にてお願いいたします。
TEL:0266-28-7831
FAX:0266-28-1851
現金でのお支払いも可能です。お支払い時にご相談下さい。
出発場所(配車地)につきましては、バスの進入ができない場合がございます。その際は、ご指定の出発場所の付近にてご相談させていただきますので、予めご了承ください。
貸切バス料金の計算方法
貸切バスの料金は、平成26年4月から実施されている国土交通省が決めた公示運賃で計算されています。 バスを何時間走らせたかにより算出される「時間制運賃※1」と、バスを何キロ走らせたかにより算出される「キロ制運賃※2」を足したものがバス料金です。 1時間当たりの運賃と1キロ当たりの運賃は上限から下限までが決められており、その範囲内で計算されます。
運賃 | 車種 | 上限額 | 下限額 |
---|---|---|---|
時間制運賃 (1時間当たり) |
大型バス | 7,350円 | 5,090円 |
中型バス | 6,210円 | 4,300円 | |
中型バス マイクロバス |
5,330円 | 3,690円 | |
キロ制運賃 (1km当たり) |
大型バス | 170円 | 120円 |
中型バス | 150円 | 100円 | |
中型バス マイクロバス |
120円 | 90円 |
時間制運賃の計算方法
貸切バスを借りる場合、最低3時間からと定められています。このため、実際にバスを利用した時間が30分や1時間であっても3時間借りたとみなされますのでご注意ください。また、安全対策強化の一環として、バスが車庫を出発する前と車庫に戻った後、必ず安全点検等を行う時間をそれぞれ1時間ずつ、合計2時間必要になります。この時間も運行時間に加算されます。計算式は以下の通りです。
キロ制運賃の計算方法
貸切バスを借りる場合、バスが車庫を出発し、お客様がバスに乗車する場所までの移動距離も含めて計算します。また、お客様がバスを降りた後、バスが車庫に戻るまでの距離も加算されるのでご注意ください。 たとえば、空港までお迎えにあがり、ホテルまで送って終了、という場合。バス会社の車庫から空港までの移動距離、ホテルから車庫までの移動距離も加算されるということになります。
キロ制運賃=走行キロ×キロ単価
たとえば、下限の運賃を適用し、大型バスで200㎞移動、車庫からお客様乗車・降車場所までそれぞれ50km移動する場合は (200㎞+50km+50km)×120円=36,000円 になります。
- 走行キロは、10㎞未満は10㎞に切り上げて計算。
貸切バス料金の計算方法
上記の「時間制運賃」と「キロ制運賃」の計算式で算出した金額を足したものが貸切バス料金になります。
時間制運賃+キロ制運賃=貸切バス料金
たとえば、下限の運賃を適用した場合で大型バスを7時間借り、200㎞移動、車庫からお客様乗車・降車場所までそれぞれ50km移動した場合は(7時間+2時間)×5,090円+(200㎞+50km+50km)×120円=81,810円 ということになります。
貸切バス料金が高くなるケース
貸切バスの料金は、上記のとおりで計算しますが、条件により高くなるケースが3パターンあります。ひとつめは長距離・長時間移動する場合で、交替の運転手が必要なケースで「交替運転者配置料金」が加算されます。 もう一つは夜行バスのように深夜出発し、早朝に戻るというケースで「深夜早朝運行料金」が加算されます。 もう一つはリフト付きやトイレ付など特別なバスに適用されるもので「特殊車両割増料金」です。
料金 | 上限額 | 下限額 | |
---|---|---|---|
交替運転手 | キロ制料金(1km当たり) | 30円 | 20円 |
時間制料金(1時間当たり) | 2,820円 | 1,950円 | |
深夜早朝運航料金 | 時間制運賃及び 交替運転手配置料金 (時間制料金)の2割以内 |
交替運転手配置料金の計算方法
交替運転手の人件費相当額として、時間制運賃・キロ制運賃表の上限~下限の料金に上記の「交替運転手配置料金」をそれぞれ加えたもので計算します。
運転手が2名必要なケースは、走行距離が原則500km以上(条件を満たせば600kmまで)、夜間運行400km以上、運転時間が9時間を超える場合です。
深夜早朝運行料金の計算方法
22時~翌朝5時の間に安全点検の時間、走行時間が含まれる場合に適用されます。たとえば、バスを降りた時間が21時であっても、その後、車庫に戻り、安全点検を終える時間が22時を越えるるため、深夜料金が適用されますのでご注意ください。
上記のように、安全点検を終えた時間が23時の場合、深夜運行時間にかかる1時間分が割増料金として計算します。夜行バスのように深夜~早朝運行になるときは、交替運転手が必要な場合がほとんどです。このようなケースは料金が高くなるとお考えください。
貸切バス料金以外に必要なもの
たとえば、高速道路などを利用した場合の料金や観光施設の入場料・バスの駐車料金、バスガイド代、宿泊を伴う場合の乗務員宿泊費などの実費は別途ご負担いただきます。お申し込み時にご相談ください。
また、バス車内で移動中に起きた事故をカバーする保険は貸切バス料金に含まれていますが、バスを降りた後、観光中などに起きた事故には適用されません。国内旅行保険には別途加入が必要ですのでご注意ください。
貸切バス料金の考え方
バスの料金については以下の料金が必要となります。
基本料金に、追加された料金が加算される仕組みとなっております。
バスの料金例
以下は結婚式で岡谷市内から品川プリンスホテルまでの往復料金です
バス | 時間 | 距離 |
---|---|---|
中型 | 約12時間(片道3時間+滞在4時間+前後各1時間) | 距離 380km(片道190km) |
キャンセル料について
一般貸切旅客自動車運送事業標準運送約款により、ご予約の取消につきまして次の区分の違約料(キャンセル料)を申し受けます。
バスの料金例
以下は結婚式で岡谷市内から品川プリンスホテルまでの往復料金です
取り消し日 | 金額 |
---|---|
配車日の14日前から8日前まで | 所定の運賃及び料金の20%に相当する額 |
配車日の7日前から24時間前まで | 所定の運賃及び料金の30%に相当する額 |
配車日時の24時間前以降 | 所定の運賃及び料金の50%に相当する額 |
バスが車庫を出た後 | 所定の運賃及び料金の全額 |
時間制運賃=(実際にバスを走らせた時間+点検等に必要な2時間)×時間単価
たとえば、下限の運賃を適用した場合で大型バスを7時間借りた場合は (7時間+2時間)×5,090円=45,810円 という計算になります。ちなみに、下限の運賃を適用した場合で大型バスを1時間借りた場合は (3時間+2時間)×5,090円=25,450円 になります。この場合、借りた時間が30分であっても、2時間であっても同じ金額になるということです。